オキシピナタニン(Oxypinnatanine)
前々回ご紹介したオキシピナタニンについて、また少し取り上げてみたいと思います。
オキシピナタニンって何だっけ?
ズバリ、睡眠作用を促すアミノ酸のことです!
そしてクワンソウ(アキノワスレグサ)に多く含まれています。
ちなみにマウスを使った実験では運動量を減少させ、鎮静効果を示すことが報告されいるそうです。
琉球王朝時代から食べられていた
今から500~600年前から沖縄(当時の琉球王国)では食材として親しまれており、現在でもご家庭によってはお庭で栽培されているところもあります。(沖縄本島北部ではよく見かけますね)
オキシピナタニンたっぷりのクワンソウ
1823年に著された『御膳本草』という本には、蕾・葉・根
に不眠症、興奮などによく効く薬草として紹介されています。
一部抜粋
『若葉及び花は食用に供せられる。つぼみは気味、涼、毒はない。胸を開き、五臓を案じ、歓楽して、患いなからしむ。故に、忘憂草という。小便赤く、渋って身体の煩熱するを治し、黄疸を除き、食を消し、不眠を治す。久しく食べれば、身を軽くして、目がよく見えるようになる』
オキシピナタニンたっぷりのクワンソウの分布地
クワンソウはユリ科ワスレグサ属の一種で、沖縄を中心とした南西諸島、遠くは台湾まで分布している多年草です。本州だと鹿児島県あたりまでは分布しています。
クワンソウに似たユリ科の花なら、関東地方まで分布しているそうです。
でもその中でもオキシピナタニンの含有量が多いのはクワンソウなのです。
ストレス社会とオキシピナタニンたっぷりのクワンソウ
今私たちが生きている現代社会は、まさにストレス社会と言っても良いんじゃないでしょうか。毎日時間に追われ、身をすり減らす思いで過ごしている方も少なくはないと思います。
短い時間でも、ぐっすり眠れるオキシピナタニンは
ひょっとしたらそんな現代社会の救いになれるんじゃないかなと!
深い睡眠をとることで、短い時間でもぐっすり休めるようになるんじゃないかなと!!
なんて、だいぶテンション上がってしまいましたね。
でも私が暮らしている沖縄の食材で、少しでも救われる人がいるのなら、やっぱり嬉しく思ってしまいます。
だいぶ独りよがりなまとめになってしまいましたが、、、
「ぐっすりん」は医薬品ではなく、健康補助食品です。お薬よりも体に合うという方も実際いらっしゃいます。
是非是非、お試しください!