眼球はフィルターとレンズとフィルムという3つの機能で構成されています。(ざっくりですいません)
人が認識できる光をフィルター越しにレンズで受けてフィルムという形にして脳で認知する感じですね。
ここでいうフィルターは角膜のこと。レンズは水晶体のこと。フィルムは網膜のことです。
光という刺激は、最初に角膜(フィルター)を通りますが、あまりに強い刺激(紫外線や太陽光、etc…)は
角膜(フィルター)と水晶体(レンズ)で吸収されずにダイレクトに網膜(フィルム)まで届いてしまいます。
これは直接、網膜がダメージを受けていることを意味するようです。
これによって眼球になんらかの症状が出てくることもあります。
当然、睡眠への妨げも発生してしまいます。
そして、スマホやPC、テレビ等からは上記に相当するブルーライトが発せられていることは皆さんご周知の通りですね。
人は日の出と日の入りと共に生活するよう、体内時計が働いています。
太古の時代から受け継がれてきた生き残るための遺伝子のようなものです。
ところが、これが上手く働いているが故に、現代人は思わぬ障害にぶつかってしまっています。
そう!寝る前のスマホです!
スマホから発せられているブルーライトによって、私たちの体内時計は「朝だ今」と認識してしまうようなのです。夜中だとしても!
網膜に強い光の刺激を受けることで睡眠を促すホルモン(メラトニン)が抑制されてしまい、脳が朝活できるように活性化してしまいます。
スマホを見ながら寝落ちしてしまうのは、恐らく脳が疲れているから。でもメラトニンが抑制された後なので、深い睡眠をとるまでには通常の睡眠よりも時差が生じてしまいます。
結果、あまり熟睡できなくなってしまう。ということになると思われます。
一言に睡眠といっても、色んな段階があります。
覚醒状態からレム睡眠、そして浅い睡眠(ノンレム睡眠)から深い睡眠(ノンレム睡眠)といった感じです。
これらには体内時計とメラトニンが深く関わっているように思います。
夜中にスマホでズルズルと睡眠時間を削り、深い睡眠をとるタイミングを悪くしてしまった結果、なんとなくスッキリしない目覚めに繋がってしまっているのかもしれません。
どこでも言われていることですが、寝る前のスマホはあまり良くないですね。
あとくらい部屋でテレビを見ることも。
可能な限り、体内時計と上手く付き合いながら日々を過ごしていきたいなと思いました。