ご周知の通り、睡眠は私たちの体にとって極めて重要な役割を担っています。
1日6~8時間の睡眠を推奨されていることはよく耳にしますね。
それなのに私たちの生活はどんどん忙しくなっていき、睡眠時間を削ることもしばしば。
さらに総務省によると、日本人は5人に1人が睡眠に不安を抱えており、長期にわたる睡眠不足は健康に重大な影響を及ぼす可能性があるとのことです。
皆様は十分な睡眠時間を確保できていますでしょうか。
肉体的にも精神的にも十分な休息は取れていますでしょうか。
今回のコラムでは、睡眠不足からくるリスクをいくつか挙げてみることにします。
現代社会を多忙に生きる私たちは、ストレスと上手く付き合っていかなければいけません。
ですがストレスを抱えるということは、同時にリスクを抱えることにもなります。
高血圧や病気、肥満にもなりやすくなるといわれていますね。
私たちが睡眠をとっている間、体はどんな働きをしているのでしょうか。
皆様は免疫システムをご存知でしょうか。
私たちの体内で、体に悪影響を及ぼすウイルスやバクテリア攻撃してくれるシステムのことです。
白血球、組織、細胞、臓器など様々な形で私たちの体を守ってくれています。
これらは睡眠をとっている間に活発になるといわれています。
十分な睡眠をとれないと、感染症に罹るなどのリスクが増えるかもしれません。
私たちが睡眠をとっている間、体はどんな働きをしているのでしょうか。
皆様は免疫システムをご存知でしょうか。
私たちの体内で、体に悪影響を及ぼすウイルスやバクテリア攻撃してくれるシステムのことです。
白血球、組織、細胞、臓器など様々な形で私たちの体を守ってくれています。
これらは睡眠をとっている間に活発になるといわれています。
十分な睡眠をとれないと、感染症に罹るなどのリスクが増えるかもしれません。
睡眠不足は集中力を低下させ、記憶を巡らせたり、新しい情報を覚えることが難しくなることがあります。
そんな状態が続くと、仕事はもちろん、普段の生活や人間関係にまで悪影響を与えてしまうかもしれません。
睡眠が不足してくると、意外にも怒りっぽくなるという説があります。
人は疲れていると不機嫌になったり、過敏になったりすることがありす。
皆様の周りにもそのような方はいらっしゃらないでしょうか。
あまりにも長期的な睡眠不足となった場合、深刻な精神疾患であるうつ病のリスクや一因となることもあります。
必要な睡眠を取ることは、生活全般におけるものの見方や感じ方に驚くほどの効果があると言えるかもしれません。
私たちの血圧は心臓や自律神経、血管などの働きによって一定に保たれています。
もちろん運動したり、ストレスを感じたりすると一時的に上昇することもあります。
ちなみに、睡眠時には10〜20%程降下するといわれています。
つまり睡眠不足は、ストレスや自律神経の乱れから高血圧を招くと言えるかもしれません。
睡眠不足が続くと、成長ホルモンの分泌量が少なくなるといわれています。
これにより、細胞の修復や新陳代謝、体温にも悪影響を及ぼす場合があります。
私たちは睡眠をとっている間にホルモンバランスを整えているのです。
睡眠不足はホルモンバランスを崩し、慢性疾患を発症させるリスクがあるといえます。
さて、ここまでに睡眠不足によるリスクをいくつか挙げてみました。
たかだか睡眠不足だけで、ここまでいわれちゃうと少し気が引けてしまいますよね。
最近では睡眠負債という言葉もよく耳にします。
私は上記に挙げた内容に心当たりがたくさんあって、
「確かに寝てないとそうなることあるなぁ。」と思ってしまいました。
もちろん病気や事故などは睡眠不足がすべての要因とはいえません。
毎日2〜3時間しか寝ていないのに健康だし、とても元気だという方もいらっしゃると思います。
それでもしっかりした睡眠をとることは、健康に繋がると思うのです。
皆様が過ごす1日が充実したものであり、また明日も素敵な1日となるように
気持ちの良い睡眠をとっていただけたら幸いです。
参考サイト:
[睡眠-Wikipedia](https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%9D%A1%E7%9C%A0)
[HealthyJapan|睡眠不足が招くリスク|Philips](https://www.philips.co.jp/a-w/healthyjapan/sleep/risk-sleep-deprived.html)